VERY+BIG+COMPANYは
京都で活動する建築設計事務所であり
住宅の新築やリフォームの設計・監理業務を行っています。

ソトのある家 2014.01.08


atoledo

住宅/改装/京都市

京都の御所南の路地奥にある既存不適格、再建不可の住宅の改装工事です。
元々は町家なのですが、全所有者が工場として利用されていたようで、鉄骨による補強などすでに大幅な変更が行われておりました。
私達は当初の町家のプランを尊重し、通り庭であった部分をモルタル仕上げの階段、動線スペースとし、続き間であった部分を居室スペースとしました。
また前所有者が倉庫としていた部分をガラス屋根の半外部的な空間とし、通り庭部分と一体になる土間スペースとし、機能を特定しない曖昧な空間とし居室スペースを包んでおります。

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既存鉄骨をそのまま利用しております。

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リビングと土間スペースの間には木製ガラス引き戸で仕切っております。

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ガラス引き戸を開けた状態。

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土間空間に設けられた本棚。
リビングの床はミモザ(アカシア)の無垢材フローリングで植物性オイルを塗っております。

atoledo title=”ソトのある家-7″ src=”http://verybigcompany.com/wp-content/uploads/2014/01/0813916216cf9be32b243e31b6db66b6.jpg” alt=”京都_リフォーム_住宅-007″ width=”780″ height=”519″ />

木製ガラス引き戸の鴨居と既存梁の間は透明ガラスの欄間を入れております。

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ガラス引き戸を開けて、ガラス屋根の土間スペース、本棚をみているところ。

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玄関扉は洋館で使われていた古建具を利用しております。

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リビングの天井はOSBという木質ボードを塗装して使用しております。
通常は床下地や耐力壁などに使われるものですが、この家のある種ハードな雰囲気からこの素材を選定しました。

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階段、キッチンの裏側に耐震補強としてステンレスロッドのブレースを設置しております。

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2階の主審室です。

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床はナラの無垢フローリング、壁はAEP塗装、天井はラワンベニヤを塗装しております。
入り口の建具は古建具を利用しております。

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在来構法の浴室です。
狭いながらも庭を眺められるように配置を工夫しました。

 

施工・事業主体:株式会社八清
写真撮影:沼田俊之