VERY+BIG+COMPANYは
京都で活動する建築設計事務所であり
住宅の新築やリフォームの設計・監理業務を行っています。

西陣の家 2014.03.01


西陣にある町家のリフォーム工事の設計を行いました

便利の良い立地ではあるのですが、改装前の状態は天井高が低く、細かく部屋が仕切られており全体的に薄暗い雰囲気でした。
設計では北側に洗面室、浴室、キッチンの水廻りを集め、それ以外の部分を大きく田の字型の構成とし、田の字の一角を明るい外部テラスとしました。
また1階の床の高さを下げてできるだけ天井高を得られるようにしております。そうする事で田の字型の構成において、リビング・ダイニングと屋外テラス及び玄関の段差が小さくなり、より互いに結びつきが強くなっております。田の字はガラス框戸で仕切られておりますが、壁、床の仕上げが部分的に連続する事、互いの床の段差が小さい事から視覚的に一体となった大きなワンルームとして利用できます。

2階は屋根の垂木を二重にしその間に断熱材を入れ、下側の垂木を既存のゴロンボと共に現しとし、天井高を上げております。


玄関

京都_リフォーム_設計
杉板の玄関扉を開けると屋外テラスが見えます。外部は手摺など既存建物を尊重して残しておりますが、内部は意図的に雰囲気の異なる空間にしております。一歩内部に入った時に驚きがあるように。
玄関と外部テラスの床仕上げは同じタイルで連続させております。


玄関からテラス、リビング・ダイニングを見たところ。


玄関から外を見たところ。シナ合板の造り付け家具は靴、笠などを収納する玄関収納。上部に間接照明を仕込んで玄関の勾配天井を照らします。


テラスから玄関、リビング・ダイニングを見たところ。


リビング・ダイニング。床はミモザの無垢フローリングです。

京都_リフォーム_設計
リビング・ダイニングから玄関、テラスを見た所。

京都_リフォーム_設計
同じくテラス、玄関を見る。テラスに面した木製ガラス框戸の後ろにはアルミサッシがあります。
シャンデリアはクライアントが買ってこられたものです。

京都_リフォーム_設計
天井は既存を活かした大和天井としております。本棚も造り付け家具です。

京都_リフォーム_設計
トイレとワンルームになった洗面室です。鏡もクライアントがご自身で選定されたアジアの雰囲気のあるものです。

京都_リフォーム_設計
2階の小さな和室です。

京都_リフォーム_設計
2階の寝室です。奥にはウォークインクローゼットがあります。

京都_リフォーム_設計

施工・事業主体:株式会社八清
撮影:沼田俊之