VERY+BIG+COMPANYは
京都で活動する建築設計事務所であり
住宅の新築やリフォームの設計・監理業務を行っています。

PROFILE

江見勉

京都にて住宅など建築の設計をしております。
VERY+BIG+COMPANY
一級建築士設計事務所代表

超大日記

超大日記一覧

京都から日帰りツアーで出石へ 2014.03.12


あるクライアントがシンガポールから来日しており、日曜日にどこかへ行こうという事になり兵庫県の城下町出石へ行きました。


京都からだと車で約2時間半。朝8時に出て夕方には帰るようなスケジュールだと丁度良い距離。京都から亀岡、園部を抜けて福知山まで行くと、兵庫県に入ってすぐに出石。そこからだと後22キロで城崎で、足を伸ばしたくなるけれども城崎も良く行っているのでこの日は出石のみを散策。


おみやげ屋さんの並ぶメインストリート。


出石は小さな町ですが、一日で廻るには調度良い大きさです。また現存する古い建物は全て明治以降のもので、ものすごく古いわけではないですが、住宅や店舗として今なお使用されているものも多く、また町家の密度、数も思ったよりも多く、大きな博物館的な存在ではなく昔の雰囲気を大切にし、それをおおらかに残しながら人々が自然に暮らしてる町といった感じです。


格子は京都とは違い目板格子が多いです。また上部に凝った意匠を持つものも沢山ありました。


これもキレイな目板格子+凝った欄間


これは酒蔵の窓ですが、珍しく外壁が荒壁のまま仕上げられてます。酒蔵の人が言うには建てられて以来外壁はほったらかしで修繕もしていないそうです。赤っぽい土でスサも沢山入っており触ると柔らかかったです。なんとなく日本ではないような雰囲気。


これは永楽館という近畿最古の芝居小屋です。明治時代に芝居小屋として建てられ、その後日本の他の芝居小屋と同じく大正時代には映画館となり、昭和に映画館も廃館となったそうです。多くの廃館になった芝居小屋はパチンコ店などになったようですが、ここのオーナーが頑張って建物を保存し続け、平成20年に芝居小屋として復活したとの事です。館の方の話を聞いているとこの建物、地域の保存運動についての誇り、思い入れが強く感じられました。建物は舞台の下まで見ることができとても面白かったです。ここで芝居を見れたらさぞ素晴らしいだろうと思います。