VERY+BIG+COMPANYは
京都で活動する建築設計事務所であり
住宅の新築やリフォームの設計・監理業務を行っています。

クライアントと一緒に唐紙を選定する 2014.02.28


クライアントと唐紙の選定を行いました。

行ったのは丸二というお店です。 唐紙を製作する会社ですが、ショールームもあり丁寧に説明してもらえますし、展示されているものがとても良いものが多く、見るだけでもなかなか楽しい時間が過ごせます。
唐紙とは版木とよばれる木の型を用いて和紙の上に伝統文様を 摺っていくものです。襖紙として使われる事が多いですが、今回は和室の壁に貼る壁紙として使います。

唐紙の選定ではまず原紙を選びます。鳥ノ子紙と和紙が中心になりますが、鳥ノ子にも色々とランクが有り、(ふすま紙の種類)値段も様々です。越前手漉き和紙の雲肌のものなどは、立ち位置、光のあたり具合によって見え方が大きく変わりますので、歩いていると和紙が動くように感じられるものです。大変素晴らしいものです。雲肌のものは文様無しで使った方が良いですね。

次に文様を選びます。 店によってオリジナルのものもありますが、伝統的なものが多いです。
今回の文様は『藤伏蝶』。繊細かつ賑やかで良いものです。今回は旅館なので外国の方にも喜ばれるかなぁ~、というのも考えながらの決定です。

それから文様の柄をつける摺り色を選定するのですが、きら(雲母)を使う事が多いです。顔料よりも淡い感じで微妙な風合いを持ってます。原紙の色との関係もありますが、文様をより強くだしたい時やより現代的な雰囲気にしたい時にはきらに顔料を混ぜたりします。今回はきらにゴールドを混ぜる事にしました。薄い青緑の原紙に淡いゴールドで賑やかな文様が浮かび上がる予定です。出来上がりが楽しみです。
ちなみに納期三週間。